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お子さんの気になる行動が自閉症の症状に似ていると不安になった時

乳児 2014年10月11日

~10ヶ月の女の子の行動、不安に思うママより質問~
一歳半~三歳までは診断出来ないと聞きますが調べれば調べるほど症状が当てはまるので不安になってきました。このような症状があっても自閉症ではなかった方などおられますか?
1.生まれた時から反り返り、極度の向き癖があった。
2.おすわりがうまくできず、いつも反り返ってしまう。
3.人見知りをせず誰にでもニコニコする。
4.気に入らない置物を何度戻しても倒す。
5.体を左右にユラユラ揺らす。
補足、喃語はよく話し、ハイハイや掴まり立ち、パチパチは出来ます。

お子さんの気になる行動が自閉症の症状に.jpg

~回答~
10か月のお子さまのことで気になる点について、お伝えいただいた5つのポイントを並べると、確かに自閉症の特徴と似ていると思われるでしょう。
しかし、ポイントの1番と2番と5番に関しては、からだの発育や発達がゆっくりな子どもや、平均よりも成長が少し遅れ気味の、いわゆる発達遅滞の子どもたちなど、結果的に「自閉症」と診断されなかったお子さんにも見られるケースは、少なからずあります。
反り返りや極度の向き癖から、首がすわってお座りに至る過程の中で、重力に対する体の姿勢と感覚がうまくつかめていない様子で、そのために特定の姿勢を嫌がったり逆に好んだり、バランスを保つために体を左右にユラユラ揺らしていると考えられます。
一方で、喃語や言葉の発達は順調と思われ、ハイハイ、掴まり立ちによって運動と感覚の神経発達が進み、パチパチが出来るのはコミュニケーションの原型が形成されていると考えられます。
つまり、脳や神経、体の発育は進んでいると判断できます。
お子さまの成長と発達に関して、いろいろと気になることが今後も出てくるかも知れませんが、自閉症や発達遅滞の可能性を心配し過ぎることよりも、今の段階ではとても大切なことがあります。
それは、ポイントの3番と4番に関連しますが、ニコニコして人との関わりやコミュニケーションを求めること、本人が楽しそうに遊んだり繰り返す行為は、大人が見てちょっと気になるようなことでも、お子さまの成長と発達に大きなメリットがあるとご理解ください。
そして、お子さまの遊びや活動に、ママやパパや家族が一緒に参加して、積極的に関わってあげて下さい。一緒に声を出して笑って楽しんで、少し大げさにでも良いですから、お互いに身振りや言葉で伝えあって下さい。このような刺激が子どもたちは大好きですし、子どもの脳と神経、そして体の成長には欠かせません。
お子さまの年齢や成長のようすからは、どこの医療機関に行かれても、現段階では確かな診断や判断は受けにくいと思われます。しかしながら、お子さまに対するご家族の関わり方や今のがんばりが、発達の問題を将来に残す可能性をグンと低くします。
子どもたちの能力は、大人が想像するよりはるかに高いです!

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