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Who is Dr.OBATA?
小畑 良明
Yoshiaki Obata, D.C., CACCP
Doctor of Chiropractic,
Certified Pediatric Doctor of Chiropractic
2003年 | アメリカ、パーマーカイロプラクティック大学卒業 ドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)取得 |
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2003年 | アメリカ、カイロプラクティック国家試験 合格 |
2004年 | アメリカ、テキサス州 開業資格 取得 |
2007年 | 小児カイロプラクティック専門認定、CACCP 取得D.C. CACCP |
子どものころから持ち続けていた疑問に
カイロプラクティックが答えてくれました。
私は子どものころ、祖母が何度も手術をしたり、入退院を繰り返したり、毎日たくさんの薬を飲んでいる姿を見ながら、それでも祖母の病気はどうしてすっきりと治らないの
だろう、健康で元気な祖母の姿を見たいなと、ぼんやり考える事がしばしばありました。
その一方で私の母は、兄と私になるべく薬を与えようとはせず、病気はまず自分の体の力で治すことが重要であり、そのためには体に備わった自然治癒力がとても大切だと教えられて育ちました。
その後、大学在学中に体調を崩したことをきっかけに、私はカイロプラクティックを初めて受けました。そして数ヶ月にわたるアジャストメントの結果、頭痛やアレルギー、睡眠の悩みといった問題が改善されたと同時に、体の中から大きく変化したような感覚にとても驚きました。
アジャストメントをしてくれたドクターから、この変化について次のような説明がありました。
「カイロプラクティックは、薬や手術に頼らず、私たちの体の機能の全てをコントロールする神経の働きを正常に戻すちからを持っています。健康が失われるのは、背骨のサブラクセーションが影響して、神経の働きが低下したことが一つの原因です。カイロプラクティック・アジャストメントでサブラクセーションを取り除き、神経の働きが正常に戻って高まると、あなたが経験したような体のいろいろな良い変化を感じる方も少なくないですよ。」
この出来事をきっかけに、子どものころから持ち続けていた疑問に対する答えが見つかった気がしたと同時に、カイロプラクティックを学びたい!という情熱が湧き起こり、カイロプラクティックの本場アメリカに、幸運にも留学するチャンスに恵まれました。
小児カイロプラクティックとの出会い
カイロプラクティックが、子どもたちのためにこそ必要だと確信するきっかけになったのは、留学先のパーマー・カイロプラクティック大学での、ある授業中にふと頭に浮かんだイメージでした。
「カイロプラクティックの最大の特徴は、薬や手術に頼らない、自然で体にとても優しいヘルスケアという点。だとしたら、小さな赤ちゃんや子どもたちの健康を実現するためにとても役立つんだろうなぁ。子どもたちがたくさんお薬を飲んだり、手術を受けたりするのは、出来るだけ避けたいと家族は考えるだろうなぁ。」
その授業が終わり、教室のドアを開けて外へ出た瞬間から、
子どもたちへのカイロプラクティックを探求する道のりがはじまりました。
2007年に私は、国際小児カイロプラクティック協会(ICPA)より日本人として初めて、小児カイロプラクティック認定ドクターの資格を取得しました。そしてその後の臨床活動の中で、カイロプラクティック・アジャストメントがきっかけとなり、小さな赤ちゃんや子どもたちが、生まれつき持ち合わせた潜在的能力をいかんなく発揮して、健やかに
すくすくと成長していく姿をたくさん目の当たりにしています。
そして子どもたちの健康は、もちろん家族全員の望みでもあり、二重の喜びを感じています。子どもたちが持っている「ちから」の大きさを実感し、驚かされることは少なくありません。
そのような経験を重ねるうちに、
カイロプラクティックは子どもたちにこそ必要であり、
家族がお子さんの健康を考える時には、カイロプラクティックが選択肢として当たり前のように入っている、そのような形が理想であると私は思うようになりました。
そして、その実現のためには同時に、質の高い安全なケアを一人でも多くのカイロプラクターが実践し、日本中の子どもたちや家族のもとに、小児カイロプラクティックを届けなければならないことも分かりました。
小児カイロプラクティックが人々に認められ、子どもたちにとってより身近な存在になるまでの道のりは、まだまだ長いものだと思います。未来ある子どもたちにカイロプラクティックを届け、できるだけ多くの家族からのご理解と支持が得られることが、その道のりを一歩ずつ進んで行くためには必要不可欠になります。
どうぞよろしくお願いいたします。