HOME > セミナー・イベント > 子どもが強く明るく元気に育つ秘訣!一般向けレクチャー

レポート子どもが強く明るく元気に育つ秘訣!一般向けレクチャー

2015年6月6日(土)- 7(日) at 栃木県/神奈川県

201506.jpg

栃木県足利市と神奈川県相模原市で、カイロプラクター仲間のご協力により、一般向けレクチャーを開催しました。

テーマは大きく分けて3つ:
●子供たちと家族「本当の健康」ってなんだろう?
●発達障害という言葉の常識を変えよう!
●子供が強く明るく元気に育つ秘訣

上記3つのテーマに共通してお伝えした重要ポイントは、
「人間のからだは常に、全力で、健康に向かい続ける」
「決して、気まぐれに、意味もなく、不健康には向かわない」
「子供たちはポジティブの塊」
「子供たちのより良い未来は、率先して大人たちが実践する」

妊娠とお産は、特に初めての場合はいろいろと不安にもなりがちですが、妊婦さんの体のちからは、常に、全力で、お腹の赤ちゃんを育み続けます。そして赤ちゃんは、常に、全力で、産まれるまでにベストな成長を目指し続けます。

まずは、母親が自分の体のちから、赤ちゃんのちから、イネイトの存在を心の底から信じ、尊重すること。これが出来れば怖いものなし。イネイトを信じずに、世の中に溢れる不安を煽る情報を優先してしまうのは、あまりにも、もったいない。
 
赤ちゃんは、母親のお腹の中にいるときから免疫をもらい、産まれた後は母乳からたくさんの免疫を授かります。でもそれで一生守られる訳ではなく、徐々に自力で免疫を獲得しなければならない。そのプロセスは驚くほど緻密に出来ているのに、ウイルスや細菌は怖いから出来るだけ避けようとする「細菌説」が横行し、予防接種みたいにポンコツな手段や、滅菌除菌し過ぎる風潮で、その精緻なプロセスが乱されている。

お子さんの偉大なイネイトを信じずに、どこぞの誰が、何を入れて、どうやって作ったか分からん、しかも病気そのものよりも遥かに怖い副作用の可能性を含むのに、それでも薬や予防接種の方を尊重するの?自分の子供のポテンシャルを信じていない家族は、一生誰かの言いなりで生きていくのか?
 
「発達障害」という言葉が「乱用」されるようになって、約10年だと言われます。でも、そもそも発達障害って、満場一致な理解に基づいているのか?海外の最新情報や研究を参考にすると、その位置づけは毎年変化している。例えば、発達障害という概念は極めて根拠が脆弱で、大部分が「誤解」だったと指摘する専門家の意見も増えている。

でも日本では最新の情報がなかなか伝わらないのか、発達障害というコンセプトを考え直し、必要なら否定する重要性を伝えると、特に母親たちや家族会から、私たち家族はこんなに苦しんでいるのに、その根本を否定するのか?という猛烈な批判を受けることがとても多いのが現状です。それでもなお、発達障害という大人の「色眼鏡」に縛られた子供たちこそが一番苦しんでいる状況は、私は見過ごせない。

ならば、発達障害などと診断名や一生付き合わなければならない病気のように捉えることをやめ、得手不得手の一種として見方を変え、苦手部分にばかり目を向けず、得意な部分を最大限に引き伸ばしてあげる生き方にシフトすれば良い。あとは周囲の適切な理解。このポイントは、どのような批判を受け続けても、伝え続けなければならないと確信しています。
 
子供が強く明るく元気に育つ秘訣、それをお伝えする前に、現代社会の中で子供たちは、強く明るく元気に生きているだろうか?子供たちが最も子供らしく毎日を生活しているだろうか?それとも、子供たちは未だかつてなく「窮屈」になっていないだろうか?もしそうだとしたら、それはなぜだろうか?

子供たちが窮屈になる3つの理由:
少子化、核家族化、医療化。
 
ますます進む少子化傾向によって、子供同士がぶつかり合い、切磋琢磨し、お互いのポテンシャルを伸ばし合う機会が顕著に失われている。無限の可能性を秘める子供たちの能力を最大限に引き出すためには、やはり子供同士で過ごす時間が欠かせないでしょう。その時間が顕著に減ったため、伸び悩む子供たちが増えている。

核家族化か進むことによって、子供たちが幼少期に受ける刺激の質が単調化している。育児の全てを母親が文字通りほぼ一人でこなさなければならない状況が、親子を窮屈にしている。じじばば、兄弟親戚、近所付き合いも含め、さまざまな人間が関わり合いながら、その中で一人の子供もたくさんの刺激に晒されながら、たくましく育っていた時代を見直し、出来るだけ多様なコミュニケーション機会と学ぶ経験を子供たちに与えるようにしたい。

一見リスクに見えること、病気も多少のストレスも成長の糧、成長のチャンスとして捉えない。十人十色の子供たちの成長と発達を「基準」と照らし合わせ、少しでも遅かったり基準から外れていたりすると、それを必要以上に指摘し、病名をつけ、投薬など治療対象として扱う。つまり何でも病気にしてしまう「医療化」の波が小児科分野にも着実に広がりつつある。ダイナミックに変化する子供たちの成長と発達を、ほんの一瞬の状態によって診断名に基づいてレッテルと貼り、明確な目的と終わりの見えにくい治療が延々と続いていく。
 
上記のようなお話をしました。ご参加ご協力くださったみなさま、ありがとうございました!次の機会が今から楽しみです(^^)

カイロキッズこうべOffice | C.A.C.C.P.とは? | Dr.OBATA | 来院からの流れ | 患者様の声 | セミナー | Q&A | ご予約・お問い合せ

Copyright (C) CHIROKIDS Kobe. All Rights Reserved.


上へ戻る